【翻訳記事】デンマーク人と友達になるのは難しい
ガブリエルはデンマーク人の友達が一人もいない:
「デンマーク人と友達になるのは難しい」
22歳のガブリエルは、今からほぼ3年前にリトアニアからデンマークにやって来た。
しかし今日未だに友達と呼べるデンマーク人はいない。
しかしながらソーシャルメディアには3000人を超える友達がいる。
学業のために恋人と一緒にデンマークに来た2週間後に全ては始まった。
「大変でした。毎日混乱しましたし、異なる文化を学ばなくてはなりませんでしたから」
それに加えて、ガブリエルと仲良くなりたいデンマーク人を探すのが大変だった。
「デンマーク人はあまり私たちと話したくなかったり(デンマークにいる外国人と)、私たちを知るのに時間を費やしたくないのだと時々感じました」
そして彼女はFacebookの外国人留学生のグループを見つけて書き込みをした。
"リトアニアからオーフス(デンマーク第2の都市)に引っ越してきました。少し孤独を感じてます。誰か一緒にお茶したりビールでも飲みに行きませんか?"
夕方の間にガブリエルのように街で孤独を感じている人々から、200以上のコメントが来た。
「たくさんのコメントをもらった後、"オーフスにいる寂しい外国人たち"というグループを作成しました。すぐに成功しましたね」と彼女は語る。
最初の年は、お茶やビールを飲みに行くのに会ったときは、50人ちょっとだった。一部の人は3年以上デンマークに住んでいたが、未だに人的ネットワークを築けずにいた。
「特に若いとデンマーク人と友達になるのは難しいです。若いデンマーク人はとても閉鎖的で話すのが難しいです」とガブリエルは言う。
「私たちのグループに入って来るのに緊張しているように見えます。もしくは少なくともそう感じてはいると思います」
彼女は不必要な出費だと一部のデンマーク人は言及していると彼女は言った。
ある夜、若いデンマーク人男性と会話をした。その男性はガブリエルに、「ガブリエルのような外国人が仕事を奪い、僕からお金を奪っていく」と言った。
その彼の発言で、デンマーク人の友達を作る気力を彼女は失った。
”オーフスにいる寂しい外国人たち”のメンバーは今日3000人以上いる。彼女はグループ名を”オーフスにいる素敵な外国人たち”という名に変更した。最初のグループ名はちょとネガティブな印象を与えるからだとガブリエルは言う。
素敵というよりも孤独の方がしっくりくると感じたメンバーから抗議があったが、今では殆どの人が名前を受け入れている。
「多くの人がFacebookのグループを通して友人のグループを形成してるため、Facebookグループに書き込みをして来る人は当初より少なくなりました」とガブリエルは言う。でもFacebookグループはまだ不必要にはなっていないと彼女は考える。
「まだ大きな需要はあり、お茶会やそれに似たものがFacebookのグループページでほぼ毎日書き込まれています」とガブリエルは言った。
翻訳した記事⇩(2019年11月6日掲載)